別冊「湘南いいものみっけ」
【幻のポイント MAN−YI編】
インタビュー 松岡ミユキ


14日午前6時
茅ヶ崎トゥーインサーフィンチームに
集合がかかる・・・
今年初のうねりが
茅ヶ崎ホームポイントに届き始めた・・・
波に魅せられた彼らの挑戦が始まる!


通称“隊長” 細井 隆さん

細井
「台風4号MAN-YI(マンニィ)は沖縄本島に上陸した後、進路を北東に変えたんですよ。
進路は少し奥に入り過ぎたけれども悪くはないって感じでした。
というか日本列島に多大な被害をもたらしているので、世間一般的には最悪のコースということ
なんでしょうけれどもね」
松岡

「ほんと!わくわくするなんて言ったら叱られますね」

細井 「確かに・・・世間一般的にはこんな日にサーフィンする奴は大バカモノですね」
松岡 「そのポイントは何回かチャレンジしているんですか?」
細井
「ええ。毎年チャレンジしているんですけれども、かなりハードなリーフブレイクで、
よそ者を受け付けない雰囲気で満ちているんです。
しかもうねりの方向、強さなどの条件が合わないとなかなかブレイクしない・・・
まさに幻のポイント」
松岡 「今回はいかがでしたか?」
細井
「風と雨、そして霧も気になりました。
期待と不安が入り混じる・・・そんな中、今年のファーストアタックが始まったんです」
細井
「最初はホワイトウォーターだらけのインサイドをジェットで抜けて行き、ほぼクローズアウト
に近い状態でした。沖に何人もサーファーが流されていましたね」
松岡 「かなり危なそうな人とかも?」
細井
「ええ。行きに一人レスキューしましたよ^^
とりあえず良い事をしたので、勝手に良いコンディションが待っていることを期待したりしてね」
松岡 「ポイントに近づくとどうでした?」

細井

「ゆっくりと近づいていくとブレイクが見え始めて・・・
潮が引いているので、リーフも顔を出していました。
ピークは浅い。。。インパクトゾーンでワイプアウトすると、かなりの間浮かんで来れないだろう。
へたすればリーフにヒットしそうだと感じました」

松岡 「サイズは?」
細井

「アベレージで5フィート、セットは8フィートぐらいかな。
目標物がないのでサイズがわからないというのが正直なところです」

松岡 「で、いよいよですね」
細井 「風も止まっていて、癖はあるけれどブレイクは良いので、 メンバーが順番にトライすることにしました」
松岡 「なんか聞いているだけでドキドキしますね」
細井

「ライディング待ちのメンバーは、ボードに捕まってプカプカ状態なんですけれども、
潮の流れでぐんぐん流される。
なんか複雑な地形に複雑な潮の流れが重なっている状態でした。
私もロングボードにまたがって撮影したんですけれども、雨と風と流れに邪魔されて・・・(苦笑)」

細井 隆
松岡 「そこで撮れたのがこの写真なんですね?」
ホソイ・サーフ&スポーツ代表
隊長

「今回のコンディションと私の力量ではこれが限界です。 スミマセン! (笑)」

松岡 「いえいえ。臨場感たっぷりだし、私にはちょっと怖いとすら感じる迫力画像ですよ」

松岡 「隊長が乗ったときの様子を聞かせて下さい!」
プロフィール
○ 2002年度 東日本サーフィン選手権大会 
グランドマスタークラス優勝

○ 2002年度 全日本サーフィン選手権大会 
グランドマスタークラス優勝

○ 2003年度 鴨川市長杯マスタークラス優勝

○ 2003年度 藤沢市長杯マスタークラス優勝

○ 2004年度 
バッファロークラシックジャパン メンズ優勝

○ 2005年度 
バッファロークラシックジャパン メンズ優勝

○ 2006年度 
バッファロークラシックジャパン メンズ優勝

○ 2007
年度 
バッファロークラシックジャパン メンズ優勝

細井
「慣れてくるに従ってメンバーは奥から攻め始めました。
私がトーインしてKomisが過激にドロップする。
潮が引くに従いリーフも更に顔を出すけれど、ブレイクも更にえぐれて来て、
Komisがトーインして私もチューブに入りました。
波待ちのメンバーからは歓声が上がり・・・」
松岡
「聞いているだけでも、隊長たちの乗っている姿が目に浮かんできて興奮しますね。
トライしたのは午前中だけですか?」
細井
「ええ。少しコンディションも荒れてきたので、 午前10時には引き上げる事にしました」
松岡
「次回が楽しみですね」
細井
「今年は、更に大きなうねりがヒットしそうな予感がするんです。
何人かワイプアウトしたけれども、とりあえず怪我人や死人は無し、ジェットも無事
でした」
細井

「海に感謝&神様ありがとう、メンバーの皆をリスペクトです」

松岡 「ありがとうございました^^」