おせちは漢字で『御節』と書かれ、 古代より朝廷で使われている「御節供」(おせちく)の略です。
「御節供」(おせちく)とは、朝廷の節日に行われる宴,「節会」(せちえ)の席で振舞われる御馳走の事。 のちに正月の祝いせんをおせちというようになりました。
おせち本来の姿は蓬らい飾りにあり、 三方に白米、のしアワビ、かちグリ、コンブ、ホンダワラ、串ガキ、ウラジロ、ユズリハ、ダイダイなどの縁起物を供え、
これらを年神へお供えしてから下げて、神とともに食して祝うことを直会(なおらい)の儀といい、 これがおせち料理とされています。
野沢菜 宝暦6年頃、野沢の健命寺の和尚が、京都の天王寺蕪の種子を持ち帰り植えたところ、葉柄、茎丈の大きい不思議な「蕪菜」に成長しました。寒冷地である野沢温泉の気候や風土により徐々に姿を変え、現在の「野沢菜」に生まれ変わりました。
牛蒡…黒い牛蒡は、豊作のときに飛んでくるといわれる黒い瑞鳥を表すことから、豊作と1年の息災を願う。 蓮根…仏様のいらっしゃる極楽の池にあるといわれ、汚れのない植物とされています。また根に穴があるので見通しがよいという意味もあります。 里芋…親芋から子芋、孫芋、ひ孫芋と出るので、子孫繁栄の食べ物とされています。